このレビューはネタバレを含みます
学生の頃はだいたい主人公の女の子に感情移入して
悲劇のヒロイン、なんで分かってくれないの
って一緒に泣いたり苦しんだり
そんな自分はどこへやら
もうサトナカの優しさとそこにいるあたたかさに心持っていかれて
切なくなる
思春期の無力さを辛さを美しく優しく切り取った物語だったのかな
優しさは、ただただサトナカの存在だけ
ふたりともサトナカの存在に救われてて
みゆきはずっとサトナカの後ろに乗っていたかったんだろうな
え、もう、タイトル
「サトナカ」
で良くない?
って思ったくらい優しいあったかい存在
ゆっくり流れる時間があっという間に終わってしまう不思議な感覚
もっともっと、描かれていない空白の時間を観たくなった
サトナカ視点の(失踪時期も含めて)物語見たかったなぁ
あんな時代から田中圭が繊細なお芝居してる事にゾワゾワした
ほんとに、あの瞳から目が離せない
ところで
メイキングで車椅子のところで
圭くんが「3.2.1」カチャカチャカチャカチャ!(バードコールいじってるみたいな手の動き)?気になる