はなればなれのマチルダ

デュエルのはなればなれのマチルダのレビュー・感想・評価

デュエル(1976年製作の映画)
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誰が主人公だと言えばカメラが主人公だったと言いたくなるほどカメラに語らせられていた。映画と鏡の親和性については映画史上散々語られ尽くしてきて、今私がここで改めて言及する必要は微塵も無いものの、鏡が人を入れ替えたり別世界へと移送させたアクションには、鏡そのものの可能性とリヴェット映画の創造力に、正直改めて驚かされたと言わずにはいられない。