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ジャン・ルノワールの小劇場のoのレビュー・感想・評価

3.7
『最後のクリスマス・イブ』 3.1
クリスマスイブを過ごす浮浪者の男とその妻の話。高級レストランで食事をする男は外を歩く浮浪者を見つけると、金を払うから食事をする自分たちを窓越しに見ていろと命令する。

『電気床磨き機』3.0
最新製品の電気床磨き機に夢中の妻と、それを嫌う夫の話。

『愛が死に絶えるとき』3.0
ジャンヌ・モローが歌うシャンソン。

『イブトーの王様』3.4
老いた夫と若くて魅力的な妻のもとに男が現れて誘惑する。
寛容さと勇敢さ。ラストの群衆の笑いの満ち引きのリズム。

『ジャン・ルノワールの演技指導』4.0
演技指導するルノワール。
「電話帳を読むようにセリフを読む」
「最初にセリフを読む時、感情を入れたらどうなる?紋切り型になりどこかで見たようなマンネリの表現になる恐れがある」
「目指べきはセリフを通して君とエミリーが結びつくこと。先入観を排して初めて結びつくことができる。既存の人物像から真のエミリーは見出せん」「彼女を深く知るためにセリフを棒読みするんだ」「すると徐々に心が開き精神が目覚めて感情が湧き上がる」

「世界の果てをこの指先で触ってみせる」
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