孤独。怒り。寂しさ。悲しみ。愛。そして優しさ。 この映画を見て改めて自分が幸せなんだと感じた。当たり前だけど当たり前じゃないこと
ジェイデンは父親から虐待を受けていたが、それを言葉にすることが出来なかった。ただ、"私は父から虐待を受けている"という一言が言えなかった。
これは私の解釈だけど、それは父を愛しているからなのだろうか。いくら虐待を受けても親を愛する子供、すごく残酷。
彼女のつくった童話はとても言葉に表せないくらいに切なかった。彼女自身をタコに彼女の父親をサメとして描いているのかな…
でもなんかこの童話どっかで聞いたことあるような気がする…………ちがうか…
養護施設で働いてるグレイスもかつて子供の頃父から虐待を受けていた、だからジェイデンを守りたいと思った 。やりすぎな事をしても守りたかった。
私が一番印象に残っているのは男の子のラップのシーン。言葉遣いが荒くても彼の気持ちが伝わってきた。彼の寂しさが伝わってきた。ラップってこういうものなんだ。ラップって伝えるものなんだ。
ラップの誕生は、行き場のない若者たちのエネルギーは犯罪やドラッグなどネガティヴなことから音楽やアートに注がれるようになった。また、自分の想いや考え、スタイルを表現したいという情熱が音楽や文化として形に残っている。
とりあえずラップの歴史を調べた私。
もうなんか自分の悩みがちっぽけでくだらないなあって思った。