Itsu

キル・ユア・ダーリンのItsuのレビュー・感想・評価

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)
3.0


ダニエルラドクリフが、40年代アメリカのビート文学を創ったアレンギンズバーグを演じた作品。彼、思いのほか脱〝ハリー〟してましたよ。

ビート世代と呼ばれた40年代の反社会的文学者たち。主にコロンビア大学生によって作られたそのビートの輪は、のちに人々を席巻し、政府には目の敵にされた。彼らのもう1つの特徴は、同性愛。俳優には苦痛であろうこのテーマも、ダニエルはしっかりと演じていました。
確かに、感情の起伏を見せるシーンではもうハリーがところどころ出てきてしまっていましたが、あ、あんな表情するんだ…といった顔を見せてくれたり、意外とすごい演技をしていました。

映画の内容で言えば…。実話でありかつ事件を取り扱っているわけでもないので、退屈っちゃ退屈。
オシャレな雰囲気とジャズとビート世代と。これらを楽しみたければオススメできます。僕は案外好きでした。
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