ストーリーがほぼ無いとか、科学的じゃないとか、村の位置関係がおかしいとかそんなことはどうでもよろしい。
活き活きと動くハリーハウゼンの恐竜たちを堪能して、エッッッッッッッツィなウェルチを愛でる作品。
正直恐竜シーンとウェルチのシーンだけ取り出して編集してもらった方が売れるんじゃないか。
総合芸術としては片寄っているが、今作の恐竜を超えるのに27年後のジュラシック・パークを待たなければいけなかったことを考えれば、その功績の偉大さが分かるだろう。
今ならそれ程珍しくも無いスタイルと容姿のウェルチだが、美容整形など無しの天然素材と言うところに価値がある。同年作品「ミクロの決死圏」でのぴっちりウェットスーツでもドキドキしていた中坊は、今作のありがたみが分かるだろう。
すべての人に薦められる作品ではないが、個人的趣向で高得点。