ほどぼち

PAN ネバーランド、夢のはじまりのほどぼちのレビュー・感想・評価

3.9
・カラフルで不思議な世界観を演出した冒険ファンタジー。PANを観て「あ、私は冒険ファンタジーが好きだったんだ」と改めて認識。誰しもが少年のときのワクワクした気持ちを感じられる映画です。
・ピーター・パンがピーター・パンになるまでの物語。なんと、若き日のフック船長とタッグを組むという、原作では考えられないストーリー。誰しもが知っているキャラが出てくるので、キャラ登場のたびにワクワクします。
・俳優の演技、とても良かったです。ピーター・パンはとても勇敢で、何よりもかわいい。フック船長はいかしたナイスガイ。黒ひげはカリスマ性と悲哀感を漂わせた大悪党(←こういうキャラを演じれるヒュー・ジャックマンは流石)
・ピーター・パンの映画ですが、パンはなかなか飛べません。そこでフックが言葉をかけます。「お前は救世主じゃないかもしれない。でも、お前はお前だ。それで十分だろ」と。そこからピーターは、なかなかスペシャルな能力は発揮できないものの、少年ながらに勇気を出し、奮闘します。ピーターの勇気は、子どもを持つ親なら胸にくるものがあります。
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