makirakira

6才のボクが、大人になるまで。のmakirakiraのレビュー・感想・評価

3.2
メイソンとその家族の12年。
本当にすごく長い時間をかけて撮影した事に感嘆しました。

メイソンがどんどん変わっていくのが3時間弱に凝縮されていて、興味深い記録映画って感じでした。

やってある宿題を「出せって言われなかったから」と提出しなかった6歳の少年は、思春期をすぎた頃からだいぶ個性派になってゆきましたねぇ。
家庭環境は決してよいとはいえない中で、そんなに悪いコにならなかったのは彼が思慮深いタイプだったからでしょうか。

イーサンホークの父親役はすごくよかった。
ちゃらんぽらんなんだけど、子供の事はすごく大切にしてて、節目には必ず寄り添っている。

母親役のパトリシアアークエットは、「ミディアム」というドラマでも長い事二人の女の子の母親役をしていました。これも6年くらいやっていたので女の子たちの成長を私も母のような気持ちで見続けていましたw
それとも重なり、彼女は優しいよき母というイメージで見ていましたが、どうもちょっと違う…?
男見る目なし?w

メイソンが「僕と同じで母は支離滅裂だから」みたいな事をどこかで言っていたけど、彼が大学へと旅立つ日の彼女の台詞で納得。。
でもすごく頑張って子育てしてきた彼女には早く心安らぐ日が来てほしいな、と思わずにはいられないです(´・ω・`)オツカレ。


正直、長すぎて単調で辛い時間もありました。
もう一度見る気にはならないな~(笑)
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