このレビューはネタバレを含みます
笑うところはいつも同じ。笑えないところも。
コメディにしては少し重いテーマ。
魂の宿ったぬいぐるみの人権の有無について。
俯瞰で見るとあり得ない、馬鹿げた議論が交わされる裁判だけど一度映画に見入ってしまうとテッドのこれからについて真剣に考え、同情してしまう。
陪審員に語りかけるシーンが見所。
これぞアメリカ。
前作に引き続き女性が引いてしまうようなパンチの効いた下ネタから若者が吹き出すSNSネタまで幅広い。
勿論、ブラックジョークも満載。
濃すぎて洗い流せない程真っ黒。
人権を認められたテッドが最初に取った行動、これが1番人間らしかった。
ジョンのシリーズを跨いだ復讐劇も最高。
病院は楽しくなくちゃね。
2を見終わったあの日から今でも小さな小さなテッドJr.が喋り出す日を待ってる。