しりたん

BOOK OF THE DEAD 2/ブックオブザデッド2のしりたんのレビュー・感想・評価

-
原題:DEADTIME STORIES

セル版だと2巻セットなのかな?
レンタルだと1巻と2巻、バラです。私はレンタルで鑑賞です。
冒頭の語りが、1巻目と丸っきり同じだった。手抜きですな。
個人的には1巻目よりかは、“気持ち”楽しめたかな?

以下、収録内容。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
第1話:渓谷(THE GORGE)

【ストーリー】
結婚間近のカップルと1人の男との3人で洞窟探索に行くが都合良く落石が起きてしまい、1人の男は足を負傷してしまい動けなくなる。
洞窟の中でのサバイバルを強いられる3人の話。

比べたり、類似で挙げると失礼になっていまいますが、『ディセント』 を思い出してしまう。今作は地底人ネタではなくて喰人系です。そしてコメディーになりつつある。落石を喰らい、洞窟内に閉じ込められた3人。脱出 出来ずに日時だけが過ぎ去り、食料も尽きる。その後はコウモリやネズミを捕まえて生で・・・。
活造りの勢いで食べだすが、そんな物食べたら食中毒起すのではなかろうか?っと小一時間。
食料も尽きてしまう無傷の人は空腹に耐えられず、負傷者の負傷した足を切断して食べだす。
切断前は“ほんのちょっと”と言っていたが“かっぱえびせん”状態。♪止められない 止まらない~♪で、「私達は一体何をしてしまったんだ~!」っと後悔しだすが、気づいた頃には ろっ骨から下がキレイに無く、腕も無い。残骸も無いので、内臓、骨までキレイに食べている。
ここまでやってて気づくの遅すぎだろ!っと小一時間( ´・ω・)y─┛~~~oΟ

残った ろっ骨から頭までの残骸は洞窟の隙間にポイ。
その後、生存者は救助され、1人行方知らずでニュースで騒がれる。「この洞窟は比較的遭難者を発見しやすい場所であり~」っと言われているが残骸見つからない謎。
終盤も中尾 彬なみに“おいおい”っと言いたくなるが、このぐらいのバカをやらないとインパクト弱いかもしれない。
---------------------------
第2話:安息日の丘(On Sabbath Hill)

【ストーリー】
大学教授(?)と不倫していた女生徒が妊娠してしまったが、自分勝手な教授は相手にしないので女生徒は自殺をしだす。
死んだ後、女生徒は化けて出てくる。

良くある設定ですね。
ラストがそこそこグロイので唸ってみた自分がいます。
---------------------------
第3話:塵(DUST)

【ストーリー】
とある研究所。白血病の妻を看病している警備員のオヤジさんは研究所の研究員と親しくなる。
どっかの惑星の砂(チリ)は逆再生をする事に気づいた研究員は、警備員のオヤジさんの奥さんが白血病の事を知っていて、人体実験の提案を何気に話し出す。しかし危険な実験なので話は無かったことにされるが、オヤジさんを狂気に走らせた。
少量のチリを盗むことに成功したオヤジさんは、早速 妻に投与した。次の日の朝、若返った妻が出迎えてくれたが・・・。

ゾンビではないけれど、蘇生ネタです。
チリの副作用(?)で空腹が中々満たされず生肉を食べてしまう様になり、いつの間にか不死の身になる。
チリを入手するために殺人を犯してしまうオヤジさんですが、この時に何で引っぱたいたか不明ですが、後頭部を凶器で殴った時に片目の眼球がポロリと飛び出して床に落ちる。
どんだけの勢いで殴ったのか気になる・・・( ´・ω・)y─┛~~~oΟ
こんなバカなシーンもありますが、この話が収録内容中良かったかな。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

3話収録されている内の1つなので短編と言えば短編です。
まあ、作品時間を決められていなければそれまでですが、短編内でいかに濃厚な1話を作れるかが関わってきますね。
1巻、2巻通して塵(DUST)が印象強い。

この2巻目もジャケ画像詐欺に近い。
ジャケの下に写っている人型モンスターは、一体どこに出てくるのか説明してもらいたいもんだ。
しりたん

しりたん