ヴァイオレット

パディントンのヴァイオレットのネタバレレビュー・内容・結末

パディントン(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

文字通り笑いあり、涙ありだった。

ストーリーはファミリー向けの王道。変な新入りがやってきて、悪役に狙われて、一致団結する。

その王道に、パディントンが花を添える。
もし、クマがロンドンで生活するとなったらどうだろう。と考えた仮定の面白い部分がギュッと詰まっていた。

言葉を借りるが、『ピタゴラスイッチ的な仕掛け』がいくつか出てきて、子供心をくすぐられる。おもちゃ箱をいっぱいにひっくり返したような演出がとってもよかった。
家も街も森も、大人でもワクワクしてしまうファンタジー要素が散りばめられており、大きなスクリーンに写る世界が最高だった。色も小物も。

歯ブラシのシーンではうわっと、客席からどよめきがあった。ファミリー向けでもあれはキモい(笑)