ぶちょおファンク

複製された男のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

複製された男(2013年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

性的秘密クラブや性的な背徳を象徴する蜘蛛の存在。
そして『複製』がポイントの映画なんですが、この手の秘密クラブってキューちゃん(スタンリー・キューブリック)のアレを思い起こしたり、『複製』の『オチ』はデイヴィッド・フィンチャー監督のアレだったりで。。。

一番の疑問は『何故そんなに自分と似た人に興味が出るの?』って部分で、普通やったら「似た人がいるなぁ〜」で済みそうなもんやのに、なぜか思わせぶりに、ミステリアスに主人公は自分に似た人に固執します。
まあこの理由がアレになる訳ですが、もう少し観てる側にも『何故似ているのか?タイトルの複製とは?』を考えさせる、思わせる演出で引っ張って欲しかったですね。その点が非常に弱く、話しに入っていけず自分は退屈でした。

観終わってネットで感想を見てみると面白い観点があり、『蜘蛛星人(ENEMY=敵)が地球人のオンナに化けてオトコを誘惑、侵略する作品だ』ってのがあり、なんだかこういうモノの見方って素敵だなぁ〜って思いました。(笑