女性と付き合っては別れることを繰り返すジェイソン(ザック・エフロン)、同じく女性の体だけを求めるダニエル(マイルズ・テラー)、真面目で奥手のエリート医師マイキー(マイケル・B・ジョーダン)。
この仲良しアラサー3人組の恋のこじらせを描いたラブコメディ。
こじらせ男子を主人公にしているところが目新しい。
が、主人公3人がチャラ男2人と堅物1人だったので、キャラ被り感は否めない。
個人的には三者三様のキャラの方が好きだったかも。
内容は王道のラブコメそのもの。
遊びと思っていた相手に恋に落ちたり、真剣に愛している相手に振られたり……三人の恋模様と友情関係をコミカル&シリアスに描いている。
この手の作品には定番の下ネタも。
ワンナイトの相手と仕事で顔を合わせる、トイレで女性といたしているところを親友に見られるなど、何かと気まずくなる展開には笑いが込み上げてくる。
教訓——相手と場所は選ぶべし。
友情か恋愛か。
多くの独身の人が直面するだろうテーマを、ユニークかつ爽やかに描いていて、気軽に鑑賞できること間違いなし。
でも、この手の作品は女性が主役の方が華やかで良いような気はする。