まーしーさんの映画レビュー・感想・評価

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ドラミちゃん ミニドラSOS!!!(1989年製作の映画)

3.0

『ドラえもん のび太の日本誕生』と併映された、40分の中編映画。
のび太が未来デパートで注文したミニドラが、のび太の子ども世代に誤配送されたことから始まる、ミニドラの物語。
ちなみに、配送員が『21エ
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デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.5

前作で飛行機の爆発事故を予想し回避した高校生たち。しかし、彼らは順に不遇の事故に遭見舞われた……。
今回はハイウェイの多重事故を予知し回避したヒロインたちが、死の筋書きに沿って不審な死に直面していくと
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.0

池袋のデリヘル嬢3人を描いたドラマ。『凶悪』や『孤狼の血』の白石和彌監督の作品ということで鑑賞。

ホームレスの女性、シングルマザー、不倫夫を持つ女性の3人が主人公。
それぞれ思うところがある境遇なの
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.0

ニ階堂ふみ×吉沢亮が贈る、高校生の生活を描いた群像劇。

思春期。精神的にも不安定な年ごろ。
登場する人物も、それぞれ何かしらの影がある。
が、私の高校生活とはかけ離れていたので、どこか共感しにくい。
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21エモン 宇宙へいらっしゃい!(1981年製作の映画)

3.0

初『21エモン』。
キャラクターも世界観も全く知らなかったが、フォロイーのるいさんに背中を押していただいたので、今回、鑑賞に至った。

舞台は近未来。今にも廃業しそうな老舗ホテル「つづれ屋」を営む一家
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ストーカー(2002年製作の映画)

3.0

ロビン・ウィリアムズが常連の一家に異様な執着を示すサイコスリラー。
と言っても、邦題から連想されるような、一家への付きまとい行動を描いた内容ではない

どちらかと言えば、孤独な中年男性の寂寥感を浮き
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

クリスマス休暇。フランスに旅行した親戚・家族に置いてきぼりにされた8歳の少年ケビンが、一人で留守番をすることに。
その家を強盗2人が押し入ろうとするが……日本でも有名なコメディシリーズの第1弾。

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ある男(2022年製作の映画)

3.5

離婚し、宮崎県の実家に帰った里枝(安藤サクラ)。
家業の文房具屋で谷口大佑(窪田正孝)と出会い、やがて再婚する。しかし、夫と思っていた人物は、谷口大佑とは別人の男性だった——。

他の方もレビューで触
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アニー・イン・ザ・ターミナル(2018年製作の映画)

2.0

24時間営業のカフェ「ターミナル」で働くアニーが復讐を企むリベンジ・スリラー。

妖艶なアニーを演じたマーゴット・ロビーを愛でるための作品だろう。
時にはウェイトレス姿に、時にはナース姿に扮するなど、
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ピラニア(1978年製作の映画)

3.0

軍の研究施設で品種改良されたピラニアが川に放流され、人々を襲うB級モンスターパニック。

『ジョーズ』のピラニア版と言えるだろう。
人に迫る水中のカメラアングル、反対派を押し切って川開きをする市長、ピ
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ダイ・ハード/ラスト・デイ(2012年製作の映画)

3.0

不死身のオジサン刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、ロシアを舞台に、政治犯救出のミッションを遂行する息子と行動を伴にする。
シリーズ5作目にして最終作。

第3作からバディ・ムービーとなっ
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.0

セックス依存症の兄ブランドン(マイケル・ファスベンダー)とリスカット癖のあるメンヘラ妹シシー(キャリー・マリガン)。
不安定な兄妹の日々を淡々と描いた人間ドラマ。

兄ブランドンは娼婦を呼んでは、日々
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

火、水、風、土のエレメントが暮らすエレメント・シティ。
しかし、火のエレメントにとっては住みにくい街だった。火は、水や風に消されるかも知れず、木を燃やすかも知れないと敬遠される存在。

雑貨屋を営む父
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映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)(2024年製作の映画)

3.0

音楽会に向け練習に励むのび太が、一人の少女ミッカと出会う。音楽をエネルギー源とする宇宙施設「ファーレの殿堂」を再建して欲しいというミッカの願いを叶えるべく、ドラえもんたちが奮闘する大長編映画シリーズ第>>続きを読む

ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ(1981年製作の映画)

3.0

『21エモン 宇宙へいらっしゃい』と併映された、『ドラえもん』初の中編作品。
タイトルの通り、桃太郎を題材にしている。

自分の街の歴史を調べるドラえもんとのび太。タイムカメラが捉えた600年前の写真
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.0

祝。エマ・ストーン、オスカー受賞。
オスカーに相応しい圧巻の演技だった。

そもそも、ヨルゴス・ランティモス監督らしい独特の世界観。
ストーリーは、自ら命を絶ったものの、自身の体に宿る胎児の脳を移植さ
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マーターズ(2007年製作の映画)

3.0

4大フレンチホラーの1つ。
タイトルの「マーターズ」とは、「殉教」を意味する。

本作の前半は、少女時代に虐待を受けていたリュシーの復讐劇が中心。
虐待の後遺症か、幻覚に悩まされ、自傷行為も行ってきた
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.0

“規格外のダークヒーロー爆誕”
このキャッチコピーとリュック・ベッソン監督に惹かれ鑑賞。

本作の主人公はダグラス。
トラックの運転席に座る彼が、警察に取り込まれるシーンから本作は始まる。
ダグラスは
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ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

3.5

前作から12年ぶりの続編。この間に、主演のブルース・ウィリスの髪の毛はなくなり、扱うテーマもサイバーテロに変化。
これまでの立てこもり事件や爆弾テロリストを題材とした過去の作品とはテイストが異なってい
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クリムゾン・リバー(2000年製作の映画)

3.5

猟奇殺人事件を追う刑事ニーマンス(ジャン・レノ)。
墓荒らしを追う刑事マックス(ヴァンサン・カッセル)。
二人の刑事が追う事件が交錯していくフランス発ミステリー。

アルプス山脈の麓の村が舞台。
周り
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ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

3.0

今度は殺し屋の妻をも警護する!?
世界のITインフラの破壊を目論む大富豪を止めるべく、資格停止(審査)中のボディガードと殺し屋が奔走するコメディ・アクション。

ボディガードのマイケル(ライアン・レイ
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スティール・サンダー(2018年製作の映画)

3.0

ジャン=クロード・ヴァンダム×ドルフ・ラングレン。
二人が共演した『ユニバーシャル・ソルジャー』の公開25周年を記念して制作された作品。
謎の組織に拉致された元諜報員が、軟禁された潜水艦からの脱出を試
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メジャーリーグ3(1998年製作の映画)

2.0

弱小球団インディアンスの奮闘を描いた前2作と違い、マイナーリーグのブンブンズにスポットを当てた本作。
新たに就任した監督の奮闘や、メジャーリーグのツインズとの試合を描く。

とは言え、前2作と比べ、キ
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HERO(2002年製作の映画)

3.0

舞台は戦国時代末期の中国。3人の刺客を倒したことで、秦の王に拝謁した剣士・無名(ジェット・リー)は、その経緯を語り始めるが――。
トニー・レオン、マギー・チャン、チャン・ツィイーも出演する武侠映画。
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.0

“3ガロンと5ガロンの容器で4ガロンの水を作れ”
——街中に爆弾を仕掛けたにテロリストから指示を受け、ジョン・マクレーン刑事(ブルース・ウィリス)が、一般市民ゼウス(サミュエル・L・ジャクソン)ととも
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

時は1966年。ル・マン24時間耐久レースで絶対的王者フェラーリ(イタリア)に対して、フォード(アメリカ)が挑む熱き男たちのドラマ。

元レーシングドライバーでカーデザイナーのキャロル(マット・デイモ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

孤島のある高級レストランを訪れた男女11人。しかし、振舞われるコースは異様なものだった——。

我々の食への姿勢を痛烈に皮肉った作品。
特に、先進国は飽食の時代。「味わう」のではなく「食べる」だけにな
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.0

1980年代初頭、イギリスの映画館「エンパイア劇場」を舞台に、従業員の中年女性と若き黒人の青年が紡ぐ人間ドラマ。

オリヴィア・コールマンが演じる主人公ヒラリーは、映画館で働きながらも、定期的な通院を
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アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.5

初めて観た時、単なるヒーロー軍団の映画だと思った。
しかし、MCUの作品を1作目から追った上で再鑑賞すると、不思議と高揚感が湧いてきた。
それぞれの作品で描かれていた主人公たちの個性や過去がパズルのピ
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とんび(2022年製作の映画)

4.5

号泣した。
不遇の事故により妻を亡くした昭和の不器用なオヤジが、男手一つで男児を育てるという、父子の物語。

重松清の原作は既読。息子アキラの誕生から成人後まで、いくつかのエピソードを省きながらも、比
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.0

シリーズ10作目。ドミニク(ヴィン・ディーゼル)たちに恨みを持つダンテ(ジェイソン・モモア)が、復讐に挑む——。

街中のカーレースから始まった第1作を皮切りに、回を追うごとにスケールが大きくなった印
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カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

3.0

イラン原子炉を破壊したCIA工作員トム(ジェラルド・バトラー)は、機密情報の漏洩により、その事実が世界に知られることに——。
イランのイスラム革命防衛隊(コッズ部隊)やパキスタン軍統合情報局(ISI)
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.0

今度の舞台はワシントン・ダレス空港。テロリストに管制機能を奪われ、飛行機が着陸不能に。
その1機に、ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)の妻が搭乗していた——。
前年に引き続き、クリスマスにテロリ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

これまでのバットマンと比べ、よりリアルな作品ではないだろうか。
ティム・バートン監督版はファンタジー色が強かった。クリストファー・ノーラン監督版は重厚感に溢れていた。
本作はいずれとも異なる作風。ゴッ
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あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

3.0

サンドラ・ブロックとライアン・レイノルズが贈る王道ラブコメディ。
国外退去を命じられたバリキャリの編集長マーガレット(サンドラ・ブロック)が、アメリカ国内にとどまるため、アシスタントのアンドリュー(ラ
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.0

主人公は貧しい大学生オリバー。
些細なことをきっかけに上流階級のイケメン・フェリックスと知り合い、夏休みに彼の邸宅ソルトバーンで過ごす——。

決して面白い作品ではない。
『プロミシング・ヤング・ウー
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