このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
原作未読です。
好きな作品です。
落ち着いた映画でした。
①気になったところ
本作は好きな作品ですが、気になったところもあります。
・合成?
雪の場面など、時折背景から役者さんたちが浮いているように見えることがありました。
・最後のせつさん
金吾さんに言葉で伝えるのは感動的と思いつつ、説明的にも感じました。
落ち着いた作品なので、個人的には表情の演技で十分なのかなと思いました。
②良かったところ
・冒頭
悪夢でスタート。
雪と柄袋で内容がスムーズに伝わってきました。
順風満帆に思えたところからの苦境がきつかったです。
・次々と名乗りをあげる場面
良かったです。
時代や身なりが変わっても、一貫している芯の部分を感じました。
また、堂珍さんのご出演に驚きました。
・十兵衛(直吉)さん
金吾さんだけでなく、十兵衛さんの視点からも描かれるところが良かったです。
観ていて葛藤させられるつくりでした。
・脇を固める役者さんたち
豪華でした。
高嶋政伸さんや竜雷太さん、中村吉右衛門さんのご出演が特に嬉しかったです。
・前を向く
いい着地でした。
特に最後の直吉さんにグッときました。
・中井貴一さんが素敵
穏やかな様子に加えて、怒りを顕にする場面など、さまざまな表情を観ることができました。
演技に魅了されました。
③まとめ
気になったところもありますが、好きなところが多いです。
観て良かったです🙇♂️