柘榴坂の仇討のくらげのレビュー・感想・評価

とても静かで美しく静寂に満ちて、何もかがゆっくりと時間が過ぎてるように感じる、志村金吾の時間は桜田騒動から止まってる、世の中は明治の世になり、廃藩置県となり武家社会は崩壊した、だか志村金吾と直吉だけが桜田門の前に立ち尽くしてるように感じた、
本当に志村は直吉を殺したがってるのか、
まるでもう1人の自分に会いたがってるように感じた、
井伊直弼の中村吉右衛門さんの美しさ
中井貴一の所作や侍言葉の美しさ、真っ白に染まる江戸と一輪の椿が美しかった
とてもいい作品でした。