このレビューはネタバレを含みます
物語が進むに連れて、冴えないジルミルがどんどん素敵に見えてくる。
最初から最後まで、とても美しいシュルティがヒロインかと思いきや、実はジルミルがヒロインだったり(正しくは、ダブルヒロインなんだろうけど)、
物語の二転三転のさせ方も上手い。
30代から40代の主婦が観たら、シュルティに感情移入するんだろうなぁとか、余計な事も考えてみたり。
バルフィにしてもジルミルにしても、心に素直に生きている人(生きられる人)は、やはりどの国でも魅力的に映るからこその物語。
何となく評判が良さそうで観てみた程度だったけど、とても良かった。もう一度観たい。