お米

マダム・イン・ニューヨークのお米のネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

最高に前向きになれる映画。挿入歌も素敵。
NYの街並みにも映えるサリーがめちゃくちゃオシャレで画面も美しい映画でした。

泣けるポイントやたくさんの名シーン・名セリフがありましたが、好きなシーンを2点。

・子供の癇癪を受け止めたシャシが自分の思いをローランに吐露しながら街中を歩くシーン。カフェに入り、シャシが自然に完璧な英語で注文できたところが最初の号泣ポイントでした!最初の注文の失敗からの伏線もあって。
その後の、「通じないまま喋るのも良いものね」「ああ、好都合だ」のやりとりにもきゅん。新しい価値観に触れたシャシの人間的な成長も感じる素敵なシーンでした。ローランには幸せになってほしい。

・結婚式のスピーチのあと、語学学校のメンバーへラドゥを配るシーンでのローランとの会話。
「人は自分のことが嫌いになると自分の周りが嫌になって新しさを求める。でも自分を愛することを知れば、古い生活も新鮮に見えてくる。ステキなものに。
ありがとう。自分を愛することを教えてくれて」
シャシは自分を愛する=自分を変えることで家族からの尊重(本当に欲しいもの)を手に入れることができたんだなあと思って。
それが押し出されたメッセージ性ではなくて、彼女の行動や家族への愛から感じられる素晴らしい映画だなあ、と思いました。

鑑賞できて良かったです。
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