にしにっぽり

マダム・イン・ニューヨークのにしにっぽりのレビュー・感想・評価

4.3
サブスク復活してくれて感謝感謝。英語を話せないことにコンプレックスを抱える主人公が、英語を学びながら自己成長していく過程が感動的に描かれていた。本作のキャストとしてなんと言っても主役を務めたスリデヴィの演技が素晴らしかった。彼女のカムバック作品としてとても異彩を放つものとなっていた。次に、言語の壁を乗り越え、自信を取り戻すというテーマに心を奪われた。シンプルなストーリーではあるものの現実ではなかなか行動に移せないことなので彼女の勇気ある行動に感銘を受けた。また、脚本と監督を務めたガウリ・シンデーのデビュー作として、その洗練された演出とリアリティのあるストーリーテリングも大変見事だった。最後に、インドとニューヨークの文化の違いをユーモラスかつ感動的に描いており、多様性と理解の重要性が強調されていたのもまたこの作品の良いところである。インド映画お馴染みのダンスシーンも盛り沢山でたまらん。
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