やまおか

マダム・イン・ニューヨークのやまおかのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 人はどっからでも新しいチャレンジが出来るんや! という涙不可避のストーリー! インドの専業主婦が様々な困難にめげずに、一人飛行機、英会話教室、スピーチ等こなしていくという現実味のある設定で、共感出来てよかったです。
 しかし光あるところに影あり! 微妙に畜生要素も充実!
 まず夫と娘が「妻(母)は何も分かんないから藁」ていう基本ノーリスペクトの無意識な見下し状態で、見てて辛い! 特に娘は、主人公が英語分からない(途中から理解するようになってて草)のをいい事にディスりまくりでマジ最悪! 「この不細工ビッチ!」と、画面に向かってワイが主人公の代わりにガンギレしておきました。
 また、主人公も主人公で、英会話教室のイケメンフランスコックに、「アタイ既婚者で子持ちだから」てのをヒンディー語で伝えてなかなかフッてあげないとかいうド畜生っぷり! 「それぞれの言語(この場合ヒンディー語とフランス語)で伝えあうのもいいわね」とか言ってましたが、明らかに伝わってなくて、コックニキは好っきゃねんアプローチ&ストーキング継続してくるし、さすがに気の毒でした。主人公がカラカラ夫婦生活送ってたタイミングで、久々にモテている快感を少しでも引き伸ばしたかった可能性が微粒子レベルで存在している…?(震え声)
 最後に「(コックニキに)自信を取り戻してもらった」と口にしてましたし、モテたという実績一つで人生様変わりという生臭さに、大草原&涙不可避なのでした。
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