ロビン・ウィリアムズ最後の作品。
宇宙人が地球人を一掃しようと企てる。しかし破壊することに一定のルールがあって、全能の力を与えられた星の住人がその力を悪用した場合に限ってであり、観察期間は10日間。その結果を話し合って破壊するかどうかを決定する。
宇宙人たちは星の全人類から無差別に力を使える人間一人を選ぶが、それが冴えない学校教師のニールだった。
ニールは愛犬デニスと街中のアパートに暮らし、真下に住むキャサリンに恋心を抱いている。
ある日宇宙人はニールに万能の力を与えた。願い事を唱え右手を振るとどんな無理な要求もその願いは叶ってしまう。
宇宙人は地球を破壊したくてニールが悪行を働くのを心待ちにしてるのだ。
ある日降って湧いたこの力にニールはウキウキしてアレコレ願い事をするがいたずらのようなどーでもいいような願い事ばかり。愛犬デニスを喋れるようにする。
笑えるのは願いを叶えるのも、正確に言わないとわかってもらえない！
ウッカリ殺してしまった生徒たちに、死人よ生き返れ！と唱えれば生き返ってほしい人ばかりでなく、墓場中の死体が起き上がってゾンビが集まってきたり、戦争の原因がなくなれ！と願えば、理由がなくともいきなり宣戦布告して戦争となったり。
大好きなキャサリンには自分はその力で操られてるかもしれないと拒まれ、恋のライバルにはその万能な力を悪用しようと狙われる。
決して善人とは言い切れないけれど人のいいニールは、万能の力なんてあっていいものじゃないことに気付いてく。
ドタバタコミカルでハートウォーミング、何より愛犬デニスを愛してるステキな映画でした。
ケイト・ベッキンセールは本当にキレイ❤️
喋る犬デニスの声がロビン・ウィリアムズ。
R.I.P.…
