ケヴィン・コスナー主演のアメリカ沿岸警備隊の海難救難士訓練学校の生徒と鬼教官の信頼と絆を描いた作品。
アシュトン・カッチャーらが共演、メリッサ・サージミラーがヒロインを演じる。
上級曹長のベン（ケヴィン・コスナー）はこれまでに200名以上もの遭難者の人命を救ってきた伝説的な救難隊員で、救難士訓練学校Aスクルールの教官として赴任する。
そこに高校時代に水泳選手として輝かしい成績をもつジェイク（アシュトン・カッチャー）が入学してくる。ベンは記録にこだわるジェイクに強く当たる。
そしてジェイクが卒業し、二人は同じ職場に配属されるが……
鬼教官と訓練生の絆を描いた王道的なストーリーが展開されます。
記録に固執する訓練生に対する教官の言葉が印象的です。
「何人救ったんです？」
「22人.... 22人は救えなかった数だ そっちの方しか覚えていない」
ワンパターンとはいえ、こういう作品は熱いです。
ヒューマンドラマに加えて、嵐の中の海難救難シーンの迫力ある映像も素晴らしく、終盤にハラハラさせられる思いがけない結末が待っています。
「海の中には伝説の男が生きている……この海をさまよう最後の希望 人は彼を守護神と呼ぶ！」
師弟の絆に加えてスリルやロマンスを交えながら最後は上手くまとめています。
「ねえ見て 先生チューしてるよ💖」
2023.10 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替：久布仁司 訳）
2021.2 テレ東で鑑賞（午後ロード・吹替）
