おはる

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版のおはるのレビュー・感想・評価

4.2
「海外なら売れるんだよっ!!」
訪れた者皆が発狂するというタタリ村を訪れたコワすぎスタッフ一行。そこで待ち受ける衝撃の事実とは!?というお話。

ついにたどり着いた劇場版!明らかになるタタリ村と旧日本軍との関係、そして鬼神兵という名の霊体兵器、さらにこれまでのシリーズで語られた"先生"や"夕子"といった数々の謎の隠された真相と黄泉の国という存在…。やがてそれらは工藤D自身の忌まわしき過去へと繋がっていく。そんな"コワすぎサーガ"ともいうべき壮大な物語が本作では紡がれる。
これまで熱心にこのシリーズを追いかけてきた方々にはご褒美のような作品であり、散りばめられたパズルのピースがはまっていく様はとんでもないカタルシスが味わえることうけあい。かくいうわたしは大興奮でした。ただ興味のない方あるいは初見の方には何がなんやらという感じでしょうが笑

そんでもってコワすぎ海外進出を目論む工藤Dはこれまで以上に暴力的で過激。タタリ村へ同行した物理学者を蹴りまくる、元防衛相幹部をバットで殴りつける、挙句の果てには人間辞めた相手であればバットで頭をかち割ることも辞さないなど、もはや狂人である笑
そんな工藤Dにあてられたのか市川ちゃんまでおかしくなっちゃう始末でファンとしてはとても悲しいぜ。

まあそんなこんなでいよいよ次の最終章で一応シリーズは完結。その結末を刮目して見届けようと思います!
おはる

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