主演の2人の演技が良くって引き込まれた。
文学的なまどろっこしい台詞回しと、軽薄な目をした池松壮亮がしっくりはまっているのが面白い。
性愛の話が物語の中心に居座っているので、濡れ場が多いけど、湿度を感じる文学的で綺麗な濡れ場だった。
エンディングの終わり方と音楽の入り方かっこいい。
この物語の2人はきっと精神の成長度合いが噛み合ってなくって悲しい。
blueのときもだけどこの安藤監督の
人間としてクズの人物の描き方が悲しくも美しいのが良い。
日本的映画のしっとりとした良さがあって良いもの観たな〜とゆう感覚。
洋服のスタイリングも良い。恵美子が贅沢もせず、余分な服を持っていないのが分かる。(でも絶妙にちゃんと可愛い感じもある)
お母さんのちょっと丈が長いシャツとかこの時代でも
1つ古いシルエットなのとか良スタイリング。
近前代の映画を描くと日本映画はスタイリングとか部屋の感じが安っぽいのが多いので
そこが気にならないのが嬉しい。
はっきり時代を明記していないので、よくわからない時代に取り残されてた浮遊した時間に閉じ込められてるようにも見えるのが小説的な感覚をより感じる。
配信で鑑賞