マンネン

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のマンネンのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アマプラで高評価だったので視聴。悪くはなかった。

第二次大戦のナチスの暗号エニグマをイギリスのアラン・チューリングというひとりの男が解読した話。
暗号を解読したあと、ドイツ軍にどう対応すべきか。敵軍の裏をかき続ければ、解読したことがバレてしまい変更されてしまう。だからあからさまな回避はせずにある程度のコラテラルダメージを甘んじて受けなければならない。そこの葛藤が一番の見所だった。意図的に払わなければならない犠牲、そこにもう少し重心を置いてくれると更に重みを増すストーリーになったのに。
この暗号解読が終戦を2年早め、連合国1400万人の犠牲を食い止めたとのこと。

これに比べて日本軍は最初から暗号がダダ漏れだったことを考えると、よく戦ったもんだと実感する。