人間味の溢れるサスペンス映画？
予想と違った作品で驚きました。(良い意味で)あらすじもほとんど読まずに、この日本版のポスターから想像していたけれど、ただ何かの暗号を解くというような…淡々としたサスペンスかと思いきや、ヒューマンドラマ。この融合というか、うまい具合に話が作られていてすごく良かった。というよりも、ヒューマンドラマの要素の方が強い。と思って改めて調べたら、これは「アランの人生を描いたドラマ」だと書いてある。全然サスペンスとかなんでもなかった！私にはこの暗号解読というミッションについていけなかったので、まぁそこもそのはず、そちらは重視されている映画ではなかったです。
見終わった後、さみしくて胸が苦しくなるような映画。決してすっきりさっぱりというような気分にはなりませんが、見てよかったなと思うものです。
ベネディクトカンバーバッチ見たくて、その中でも有名な映画を見てみたんだけど、すごく演技に魅了されました。最後のホルモン治療しているところあたり。彼が弱っていく姿、とっても好きでした。個人的にジョン役の俳優さんが好きだったんだけど、このイミテーション以降特に出演していないようで残念。そして、キーラナイトレイはやはり美しい。
