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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のvoのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

天才は普通にはなれない。良くも悪くも、普通には生きられない。
どうしたって”普通”の私としては「何かひとつのことだけでも、突出した才能が欲しい」と憧れるけれど、才能に恵まれた人にはその立場での悩みがある。”普通”の人は、同情はできても、真に共感することは難しいんたろうな。

ただあの時、ジョーンの手を取っていれば、あんな心身共にボロボロな終わりにはならなかったんじゃないかなと。
まあそれができない堅さというか、不器用さというか、一本芯が通っている人だったからこそ、事を成し遂げられたんだと思うけど。

天才故に対人が不得手だったり、コミュニケーション力に難アリだったりする役、ベネディクト・カンバーバッチはとても好演するなぁ。
口で語るのが下手な分、瞳や表情の機微で表す演技がとても良かった印象。
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