このレビューはネタバレを含みます
天才数学者へ極秘任務が告げられ、世界最強の暗号解読に挑んだ実話。
子供の頃いじめられてたとき、助けてくれていつも寄り添ってくれたクリストファーはとても大きな存在だったんだなぁってとても伝わってきた。
チューリングはとても真っ直ぐで不器用な性格。
でも周りの人達も一緒にいることで、彼の真摯に向き合う姿勢や良さに気づく。
そして解読が成功したときの達成感はすごかっただろうな。
彼の解読装置で何百万人もの命を救ったと。
ただこの仕事は公表されないため、全てのものを破棄。
そしてこの時代は同性愛は有罪に問われるため、同性愛者のチューリングは化学的去勢をうける。
世間に受け入れられない、理解されない時代。
こんな功績を残した人が、自ら命をたったとエンディングで見たときは涙が止まらなかった。
偉大な人をこんな形で失ってしまったのかととても悲しくなった。
そしてこれがコンピューターの基礎を作った。
アランチューリングという人の激動の人生。
カンバーバッチの迫真の演技素晴らしかったです。
《時として誰も想像しないような人物が
想像できない偉業を成し遂げる》
