わえ

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密のわえのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦中、ナチスが発信する機密情報の暗号を解読するために、英国中から天才たちが集められた。
この映画は、解読班の中心となったアラン・チューリングの人生を描いた物語。

多くの人の命を救ったにもかかわらず、なんとも数奇な人生を送ったことを知って、胸が締め付けられた。
変わり者だったために周囲の人から嫌われたり、ソ連のスパイと疑われたり、同性愛者だったために当時の英国で有罪判決を言い渡されたり。
マシンが完成する前にチューリングがクビにされそうになったシーンは緊張した。
もし本当に彼がクビにされていたとしたら、戦争の被害がもっと拡大していたかもしれないと思うと恐ろしい。

今までチューリングについてほぼ名前だけ知ってるだけだったが、この映画を見て尊敬の念が芽生えた。
わえ

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