sahalactose

ビッグ・アイズのsahalactoseのレビュー・感想・評価

ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)
3.4
ヴァルツの役と対になる、“魔法にかけられて”エイミーアダムスの弱々しい演技も良い味出してるが、締めくくりとなる裁判ではヴァルツがきっちり魅せてくれる。

ファンタジー作家として、ひとつひとつの画面を非常に綺麗に仕上げている印象を受けた。(芸術家の話だから?)
柔らかな街並みで主張する、しつこくない挿し色が素敵。
かと思えば、後半の嫌なムードを演出するかのように、新しい豪邸はギラギラしている。

ティムバートンには是非、ファンタジーのようなノンフィクションをまた手がけていただきたい。
sahalactose

sahalactose