証人の発言が重要な鍵を握る法廷モノに於いて、まさかの証言者の「ウソ」が大前提ってのは斬新な切り口ですね
コンパクトなサスペンスを装いながら、実は観る者全てを欺く「あ!」っと驚くミステリーでもあり、最後の最後まで観て、うん、これはキアヌの映画や!と大納得♩
「疑い」の転がし方が上手いのよ
証言者はウソをついてますよ、ってのをやや過剰に印象付けてからの、フラッシュバックの挿入や、沈黙の打開…
何が真実で、何がウソなのかの判断を観客に任せながら、最後に紛れもない真実を突き付ける事で、その中にある白黒つけ難い「彼らなりの正義」が、なんとも言えない余韻を残していきますね
しかもそれが、全く別の顔になってしまったレニー・ゼルウィガーなもんやから、見る者を惑わすミスリード加減も秀逸w
整形ニュースが飛び交った当時は「あちゃ〜」って思ったけど、よく見れば美人やないの♩
自分の整形ネタをブッ込めるようになってからが、女優としての大復活やと勝手に思っておりますので、『ブリジットジョーンズ』、そういう意味でチョット期待してますよ!(ないないw)