誰よりも狙われた男のうちむらのレビュー・感想・評価

銃撃戦ほぼなしの渋いスパイ物。
ドイツのスパイ、ギュンター(フィリップ・シーモア・ホフマン)が、テロリストを追い詰めていくための手法が、地道に描かれる。

情報提供者や協力者への思い、拷問ではない方法でテロを止めたいギュンターの心情も表現されていた。

ギュンターでさえCIAを恨んでるし、また憎しみ増したと思うし、これじゃ憎しみの連鎖は断ち切れないんじゃないかと思った。