誰よりも狙われた男の作品情報・感想・評価

「誰よりも狙われた男」に投稿された感想・評価

ryodan

ryodanの感想・評価

5.0
2015-12-16

邦題が全く覚えられない。
P・S・ホフマン最後の主演作。原作はJ・L・カレ。
素晴らしい傑作じゃないですか。物語が淡々と進む硬派なスパイ映画。細部に渡るこだわり。アクションシーンは皆無です。舞台は独。独の諜報機関が、ハンブルグで情報戦を繰り広げる。その甘い汁を頂こうとCIAが、突然やって来る。中東情勢と西側のギリギリの均衡が、巧く混ざり合ってます。アラブを敵としない、主人公ギュンターが魅力的。武力で制圧や摘発はせず、魚釣りのように餌を撒いて大物の情報を狙う。空気感は、やっぱ「裏切りのサーカス」に似てますね。ドンパチのスパイ映画も好きですが、こういう方が俄然のめり込みます。日常に溶け込んでいるスパイって、現実感ありますね。今作は、特に色調がキレイ。冷たい感触が、騙し合いの物語と合ってます。ホフマン、お疲れ様でした。
え

えの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ホフマンに釘付け

こんなラストは本当に心からのf**k..
すごい深くて良い映画らしいが、
深すぎて、解説読んでしまった。
煽りにあるように、ドンパチやる「スパイ映画」とは対極な、地味で静かで人間臭い作品。
シーモア・ホフマン氏の演技が素晴らしい。イスラムの若者を抱き込むのもごく自然。銀行家や弁護士もなんだかんだと思う通りに動かしているが、「操ってやった」という強い黒幕的な感じは不思議とない。
ラストは他作品では見れないカット。
最後に誰が勝つか、考えさせられる。
そして、どこまでが味方で誰が相手方なのか、余韻がそれを疑わせる終わり方。ラストシーンは、ありふれた交差点、信号の赤を残してシーンは静止する。

小魚を泳がせる、大きな魚を釣り、それを泳がせサメを釣る、それをさらに泳がせようとしている時、最後に釣られたのは自分だったのか。

シーモア・ホフマンの演技に喝采
M

Mの感想・評価

3.2
ドイツが舞台の諜報員の話。

大好きなフィリップ・シーモア・ホフマンの遺作となる。

静かに進行していくストーリーではあるが、
やはり フィリップの演技が素晴らしくて…

米ドラマ「ホームランド」に出てくる方が同じような役なので笑った。

レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー等 しっかりと有名どころも出てくるが
うーん 私はめちゃ面白い!迄はいかなかった。

フィリップ・シーモア・ホムマン
もっともっと あなたの演技が見たかった
本当に悲しい。
フィリップ・シーモア・ホフマン見たさに2回目の鑑賞。ウィレム・デフォーも出てたので👍やはりフィリップはバッハマンみたいに少し陰があって静かな感じの役が似合いますね。最後に大どんでん返しで、バッハマンはブチ切れです。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作、ハンブルクを舞台にリアルな諜報合戦を繰り広げるサスペンス。ドイツ・ハンブルクの諜報機関でテロ対策チームを率いるバッハマンは、密入国した青年・イッサに目を付ける。バッハマンは彼をわざと泳がせるが…。

内容(「Oricon」データベースより)
スパイ小説の大家『裏切りのサーカス』のジョン・ル・カレがあぶり出す“現代”の <リアル> 諜報戦。ドイツの港湾都市ハンブルク。諜報機関でテロ対策チームを率いる練達のスパイ、ギュンター・バッハマンは、密入国したひとりの若者に目をつける。彼の名前はイッサといい、イスラム過激派として国際指名手配されていた…。
chikichiki

chikichikiの感想・評価

3.5
ドイツ諜報機関のテロ対策チームのお話。


フィリップ・シーモア・ホフキンを始め、俳優陣の抑えた演技がお見事で、ここが一番の見所と言っても過言ではない。

ドンパチして終わりみたいな薄っぺら内容ではないですし、ラストの呆気なさとそこから感じる遣る瀬無さは非常に好みでした。

ただ、特に前半部分の地味さが目立ってしまっている様に感じてしまいました。

もっと派手に!とまでは言いませんが、もう少し、演出による盛り上げや落とすところは落とす重さがあっても良かったのかなと思いました。
ミート

ミートの感想・評価

4.0
名優フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作(なのかな?)です。はにかむような笑顔と抑えた演技が素敵でした。もっともっと彼の演技を見たかったなあ。46歳なんて死ぬには若すぎます。合掌。
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