故F・シーモア・ホフマンの最後の主演作、ジョン・ル・カレの原作。ラスト10分でウワアアアってなる！
ハンブルクのホフマン率いる対テロリスト組織vs大国アメリカvsテロリスト容疑者vsテロリストの会いたがる銀行員vs密告者を助けようとする善人ソーシャルワーカー…と、かなり複雑な人間模様。
ずっと煙草吸ってる白い大柄、仕事一筋のF・シーモア・ホフマンがもう様になりすぎて、そして善人役レイチェル・マクアダムスが可愛いくて、もうそれだけでお腹いっぱいですが、何にせよあのラスト。ホフマンとともにウアー！ファーーーーック！となりながら、救われなさを感じる切ないエンディング。あるあるな事件解決モノではない、スリリングかつどんでん返し映画でした。
