何が起きようと、それが私の人生だ…
70歳のマルスンは向かうところ敵なしの毒舌と頑固さでも有名なおばあさんだった。国立大学教授に出世した一人息子のヒョンチョルを女手一つで育て上げたものの、アクの強い性格が災いし、その事で嫁が心臓を悪くしてしまう。家族の幸せのため、老人ホームに行くことに決めたマルスンは、目に入った写真館で遺影のつもりで写真を撮ると、不思議なことに20歳の頃の自分に戻っていた…
ストーリーはこんな感じ。
笑えて、笑えて、最後はホッコリさせる作品だよね。
何と言っても、この作品はシム・ウンギョンに尽きる。
70歳のおばあちゃんを遜色なく演じ切ってるよね。
ナ・ムニが演じるマルスンが、とにかくクソババア！毒舌、凶暴、そしておせっかい！まぁ、自分が孫だったら、嫌だと思うくらいのおばあちゃん。
そんなおばあちゃんが20歳になるんだから、演じる方としては大変だったんじゃないかなぁ。
それでも、おばあちゃんがしそうな行動や言動が余りにも、ビッタリし過ぎで笑えるんだよね
ソレが、リアルに見えるのはシム・ウンギョンの演技力が凄いってこと。
後、歌もかなり上手かったなぁ。
心が入ってるというか、なんか揺さぶられるんだよね。これには、ホントビックリだった。
ストーリーの方は、結構笑わせてくれるんだけど、最後は韓国映画、ちゃんと泣かせてくれるよね。
子を思う親の気持ち、親を思う子の気持ちには、泣かされました。
やっぱ、良い作品だなぁ。
何気にキャスト陣を見ていたら"ファン・ジョンミン"の名前が…
"えっー！どこに出てたっけ？"って思っていたら、同じ名前の女優さんでした～(因みに、役はマルスンにイビラれる嫁役でした)
