よくは理解できないが純朴さとナイーブさは
伝わってきたような気がする。
正直ラップは興味の範囲外。と言うより全く好まないが、それだけに本作品における主役の密着取材は大変興味深かった。
最初は精神的な未熟さゆえの粋がった奴くらいにしか思わなかったが、通しで見ていくうちに(というより編集の妙なのかもしれないが)、彼の内面におけるクリエイター的ピュアな繊細さが感じられ次第にネガな印象は弱まっていった。
今後も恐らくは彼の音楽を聴くことはないだろうが、ラッパーに対する偏見は幾分取り除けたような気はする。
3.2の三ツ星
002102