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ブルワースのtheocatsのレビュー・感想・評価

ブルワース(1998年製作の映画)
3.6
なぜか人生に膿み疲れ自分の娘を受取人とした巨額保険金を得る為に自分を殺し屋に暗殺させるというプランを遂行させることとなったアメリカ大統領補選候補の民主党議員。
その後の暗殺におびえながらの状況下において、黒人ギャルたちとの付き合いで覚えたラップで大企業やユダヤ人たちに支配されたアメリカの実情を暴露したり、開き直ったやけっぱち行動ゆえに支持率急上昇してゆく様を描いたコメディ映画。

てっきり実話ベースかと思い込んでしまったが、さすがに途中でこりゃフィクションだなと笑

序盤こそベイティの崩し演技は全然様になってらず違和感しかなかったが、ラップ演説が段々いい感じにノリが伝わってきて悪くないんじゃないのとなり始める。笑

企業の都合いいように操られている米政府の裏事情暴露は、一般的に「陰謀論」として流布しているような内容だが、それでも「米国大企業支配による”資本主義”」に不満を抱いている層にとっては「適度なガス抜き」となった面もあるかもしれないなと思われた。
そこらへんはこの後に調べてみましょう。
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