Garararara

ヴィゴ カメラの前の情事のGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィゴ カメラの前の情事(1998年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

初めから終わりまで破滅(退廃)感の漂う映画。
画像の質なのかな?

父は売国奴として処刑され、母に捨てられ、結核により絶望、映画製作もままならず、逃げの人生

監督ジャン・ヴィゴ(1905/04/26-1934/10/05享年29歳)の、波瀾に満ちた生涯を描く実録ドラマ


ジャン・サル…結核、結核菌が背骨に、ヴィゴ、
アルメレイダ…父親、国家転覆罪で処刑(ドイツのスパイ)
エミリー…母

「なぜ怒るんだ」「私と娘の世話は誰がする?」「世話されたいならなぜ療養所(サナトリア)を出た!」「なぜ愛したのかしら!」「分からない」

「父は“子供は自由であるべきだ”と信じた」

「見てほしい。映画を撮るよ。愛の物語だ。愛は…大事にしないと失ってしまう。逃げ去る。僕は気づいた。愛は壊れやすい」

猫が走り回って、映画カメラが川に
→ジャンが飛び込み→更にリデュ飛び込みジャンを引き上げ
話。
「命を削って幻想を追うのか?」「幻想じゃないわ。映画は人生よ」

夢で“敗血症の精”…背の低いデブ男、山高帽をかぶってアコーディオンを弾いてた、ヴィゴにのしかかり首絞め、でも失敗

配給先の条件…題名変更、シューベルトの音楽も却下、20分カット
「敗北こそが勇気のある証になる時もある。今回がそうだ」

リデュは4年後、ジャンの誕生日に永眠した

20230828-29 379
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