映画化された『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』の福井晴敏さんが描く、『新たなユニバーサルセンチュリー』
とお題目に書くと、『ガンダムって作品多くね?』となるためちょっと距離を置いてしまいますが、福井晴敏さんが描いていることにストーリーもすごく見やすい『ガンダム』となっています。
で、『ユニバーサルセンチュリーってなん?』ってところだけ抑えておくと割と見やすいかなと思いますのでそこを押さえておくとよいかもです。
初代ガンダムから始まった、『宇宙世紀』のことを指していて言うてみればガンダム正史の続きとなります。
『かつて地球側と宇宙側で因縁があり戦争をしていました』
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『地球が勝ちました』
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『ただ、まだ宇宙に住んでいる人が独立・自治を望んでいる人も多く権利を獲得しようとゲリラ戦(モビルスーツというロボットを使って)をしている』
ぐらいでいいと思います。
で本作は富野由悠季監督が描くアムロ・シャアの物語の最後『逆襲のシャア』から3年後のお話で、従来のガンダムファンが望む様々なギミックがありその人たちも十分に楽しめる作品で、また、新たにガンダムを鑑賞する方は『美しい映像と、映像に合わせた音楽』がともに心地よく見やすい映画になっています。
鑑賞の仕方は『責任を与えられた主人公の行く末を見届ける』、少年ジャンプ的な鑑賞の仕方でとても鑑賞しやすい作品となっています。
となかなか新規の方が『鑑賞しづらいと思われているガンダムシリーズ』ですが基本的には『少年の成長の物語』なのでよければご鑑賞してみてはいかがでしょうか。