Jimmy

D坂の殺人事件のJimmyのレビュー・感想・評価

D坂の殺人事件(1997年製作の映画)
2.0
古書店の女主人を贋作家(真田広之)が絞殺し、明智小五郎(嶋田久作)が登場する後半がやや事件らしくなる。

心理試験の時に「自分の心の贋作を作ってしまったんだ」なる真田のセリフが少しだけ良いかも。

それから「私自身がお蝶さん(絵のモデル)の贋作であるなら、本物はいかしておくわけにはいかなかったのさ」のセリフも、まぁまぁ…。

劇中での昭和二年ごろの風景のペーパークラフト、斜めの構図など実相寺昭雄監督らしい部分は観られた。
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