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聖獣学園のyaaaのレビュー・感想・評価

聖獣学園(1974年製作の映画)
4.0
川原に落ちているエロ本というよりエロ漫画を濡れたページを破りながらめくるみたいな背徳さ、下衆さ。
それもそのはず、監督原作の劇画の映画化。
突拍子もない展開や誇張しすぎた表現はマンガを映像化するということではマーベルより成功してるかも。

話は簡単。
ザ・ホワイトだと思った清らかな修道院がザ・ブラックだったというもの。
ちゃんと腹持ちするように渡辺文雄のラスボス用意されてます。

多岐川裕美のおっぱいが!で注目される本作だが、作品の根底にある神様ってどないやねんが強烈!
まあ、信用ならんということですなあ。

レズのシーンが笑えて、手のひらをなめるというワンクッション置いた表現で花園を愛撫するのがエロさ爆発して一周まわって完成されすぎ。
それを見つめるの多岐川裕美のアップ。
目じりがハの字の憂いの表情。
すべてを物語っている。

ただの卑猥な映画なんですよ、そんな目くじらたてんと違うところをね(ペコリ)とその実はかなりパンクな快作。
yaaa

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