まーまー

悼む人のまーまーのネタバレレビュー・内容・結末

悼む人(2015年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

この映画作った人は原作を読んで何を感じたんだろう…
全体的に説明過多なのに登場人物の心境の変化など大事なところが描かれず、行動原理がよく分からないままだらだら展開していく感じです。
過剰なエロ・バイオレンス表現が不快でした。例えば知的障害の男の子が暴行を受けるシーンは、あんなに必要でしたか?それならむしろ生前の男の子のエピソードを映像化するか、お母さんが思い出を語る場面があれば良いのにと思いました。生前の人の生きた証を胸に留めるという静人の思いが、製作者側の"こういうセンセーショナルな場面があったほうがウケるでしょ?"という意図に汚された感じがしました。
このような脚本や演出のマズさにも関わらず、役者さんの演技は概ねして良かったと思います。
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