くろまめ

海月姫のくろまめのレビュー・感想・評価

海月姫(2014年製作の映画)
1.0
この映画ね、何か言えと言われても特に言う事無いんだよね。
何故ならキャラクターの濃さだけで進むから、内容は飾り程度なんだよね。



能年玲奈はやっぱり目がキラキラしていて、可愛かった。
少女漫画の古いセオリー『 眼鏡外したら可愛い子ちゃん』だったけど、眼鏡してても可愛い子は可愛いんですよ!とクレームを付けたかった。



菅田将暉はよくこの役やったなー。って思ったけど、ショーのシーンでは、ハマり役だ!と感心した。
なんせ足が綺麗!
男の人が女装すると、ほんと足真っ直ぐで、綺麗だよね。
取り替えろ!ってクレーム付けたくなる。



後から知ったけど、菅田将暉はこの役の為に10キロ近く絞ったらしい。
元から細いのに、どこに落とすモノが在るのか?と、聞きたいけど、そのプロ意識は凄い!



菅田将暉はインタビューで「女性はいつもお化粧したり、美しい所作を気にしたり、大変だなと思いました。」って言ってたけど、「ごめん!私女だけど全然女子力低いです!美しい所作して無いッス」って謝りたくなった。って言う、どうでもいい話しがあった。



能年ちゃんのオタク仲間『 尼~ず』が、みんなキャラ濃すぎて、ショーのシーンでやっとまやや様が太田莉菜だ!って分かって、他の皆はエンドロール観るまで馬場ちゃんしか分からなかった。
篠原ともえと池脇千鶴は難易度高いわー。



長谷川博己があんまり出番無くて、あの美味しい設定なのにもったいなかった。
運転手のもこみちの方が美味しいシーン多かった気がする。



甘酸っぱい恋愛要素もあるんだけど、ストーリーの尺の関係で、全体的に恋愛も中途半端なんだよね。
まぁ、『 菅田将暉女装映画』として楽しむのが、良いのかもね。



個人的には、一般女性を『 お洒落人間』って呼んでるのが好き。
あとは、やっぱり菅田将暉の服装が毎回可愛くしてて良かった。



原作は東村アキコの少女漫画なんだけど、まだ連載終わってないんだよね。
だから、あんな中途半端な終わりになるのかな。って印象。




映画館まで行かなくてもいいし、DVDレンタルする程でも無い。
金曜ロードショー待ちでいいんじゃないか。って感じかな。



ちなみに、家の間取りについてもクレーム付けたくなった。
私をクレーマーにしただけの作品だった。
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