JTKの映画メモ

LUCY/ルーシーのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)
2.8
突っ込み所満載のトンデモ映画に乗れる時もあれば乗れない時もある。今回は前者。
会ったばかりの街のチンピラに運び屋を強引に頼まれ、いきなり悪もんに拉致され、お腹の中に麻薬らしき物質を入れられる金髪ナイスバディのルーシー。あー痛い痛い。なんと!その物質は普段は全体の10%程度しか活用されてない人間の脳を100%使いきる麻薬だとさ。あーこりゃこりゃ。ルーシー、インチキ気功師みたいに手を振るだけで大の男が転ぶわ投げられるわ、巻き込まれ型サスペンスだと思ったら中盤SFっぽくなってきて、後半はテレンス・マリックの「ツリー・オブ・ライフ」とかキューブリックの「2001年宇宙の旅」か、おい!みたいな哲学的になりにけり。それがぜーんぶ未消化なまま最後は「わたしは何処にでもいるわ」とルーシー消えちゃった。
でも、凄く楽しかった。
あ、結局スカーレット・ヨハンソンが見たかっただけか。あはは。(^^;;