トニー

グリーン・インフェルノのトニーのレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
4.6
これだけやってくれたらもう何も言う事はない。やっぱりこのホラーマッチョは信頼できる。こまっしゃくれたパリピーが異国の地でズタボロにされる様はいつみても清々しい(今回は意識高い系のACTという集団だが)。
前半部はこの"ACT"の講釈を聞かされるため若干眠くなるのは否めないが、ヘリが墜落するあたりからはもうアクセル全開だった。目ん玉ほじくるのとかマジでやめろ(笑)。
もちろんそこから阿鼻叫喚の地獄絵図が展開される訳だが、手際の良い人体の調理工程を映すかと思えば、分け合いの精神でそれをほのぼのと食す場面があったりと、ヤハ族の日常風景はそれだけでもなかなかにフレッシュなもので、そういった部分が本作をより一層魅力的なものにしていると思った。これぞモンドスピリッツ!またラリった首狩長は間違いなく本作のMVPだろう。
ペルーの奥地といったら「パディントン」ではなく、「ヤハ族」に改めて訂正したい。
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