ただのグロ映画じゃなくて、皮肉が効いた深みがある作品。
SNS全盛期。
野心溢れる若者たちがより身近に感じられるようになった。
環境保全活動と言ってあべこべな行動に出る人とかもいたり。
またそれとも違うが、こういった若者が「俺たち世界のために働いてるんだ!」と頑張るのはやらない善意よりは全然マシとは思う。
ただ、世界はもっと知らないことが多く、リスクに似合った行動も大切だよねと教えてくれる。教訓的な作品と言っても良い。
だから、グロい描写が平気なら大学生とかにオススメしたい。
私からすると、このグロさこそがリアルであり、痛みを直視できないような人間に世界は救えないと思う。
人が肉を裂き、生肉を食べる。
そのエネルギーとか考えると、かなりフィクション寄りな描写にはなるが、それはカテゴライズ映画としてご愛嬌。
当時、DVDレンタルで観たんだけど、前妻から「こんなん借りてくるとかヤバ」と批難されたっけ。
毒吐くようでなんだが、グロさを受け入れない彼女の方が、リアルでとんでもない言葉を夫・子どもに吐き捨てるような人だったなあ。
因果関係は分かりません(笑)