このレビューはネタバレを含みます
ホラーではなく完全にグロ映画。
その描写はそれなりのグロ好きなら納得できる程度にはちゃんと作られてる、と感じる。
言ってしまえばあらゆる意味で「本当に怖いのは人間」タイプの映画になるんだけど、食人族に関しては文化が違えばまるで別物いきものである…といった内容。
内容なんてあってないようなものスタンスでグロ目当てに観る人も多い映画だと思われるが、導入部分の伏線がちゃんと後半に活かされてるのは良かった。それなりにテーマ性というか、人間への皮肉も込められている。
あの終わり方が結構好き。主人公が守ったのは自分なのか、それともあの部族なのか……。