とても好きな?好みのタイプの映画だった。
スイスのシリス・マリアのマローヤのヘビ
初めて知ったけど、素敵な自然現象で神秘的でもある。
ジュリエット・ビノシュ、クリステン・スチュワート演じるマリアとヴァレンティン
2人でスイスの山を歩いたり、昼寝したり
水浴び?したり、微笑ましいシーンも沢山。
だから余計にヴァルが消えちゃうのが辛い。
ウソをついての1人の不穏なドライブ、
マリアはヴァレンティンに当たれるけど
ヴァレンティンはこの3人の中で1番繊細なのかもな。
シャネルの女優サングラスのビノシュが素敵すぎる。
パッヘルベルのカノン
クロエのあの可愛くてナマイキな顔での歯に衣着せぬ物言い、正論
キッツ^^;
返す言葉もないよね、ホントのコトだもん
うちのめされるな、完壁に。
かつてのマリアもそうだったし
新人女優のジョアンだって、時が経てばそうなる。
現実を受け入れ、生きていくしかない
つっても、歳をとるのもそう悪いことでもないと思う。
人って輝かしい過去や、綺麗だった自分、成功体験、愛された記憶、讃美etc・・・引きずっちゃうのよね。
時々、ほんとに時々、胸の小箱から取り出して懐かしむ程度がいい、そういうモノは。
色んな解釈があると思うけど
わたしはこのマローヤのヘビ
消えてはまた少し形を変えてやってくる雲海は
再生、新しい自分なのかも。
日々色んな出来事に合い、時は進み少しずつ変わっていく。
3人の女優さんが、それぞれ個性的で熱演してて
3回も見直してしまった。