歳を重ねると誰しも若さが欲しくなる。特に女優さんって切実なのかも。
ジュリエットビノシュが面白みも新鮮さも失ったプライドだけは高い中年女優の葛藤をどう演じるかが焦点な映画。そして、女達の表面下のバトルがちょっとコワい映画(笑)
若さに執着する世界的大女優という設定の割に、ビジュアルがカジュアル感ありすぎてマリアをみてるのかビノシュを見てるのかあやふやな感じも。髪型や服装はもっと貫録を出しても良かったかな。
若手女優ジョアンとマリアの関係は秘書役のクリステンスチュワートとビノシュにも重ねることが出来て見ていて複雑な気もしましたが、ビノシュに果敢に挑んだクリステンの飾らない演技もさすがというところでした。