英題は「Clouds of Sils Maria」。
ビノシュ演じる大女優が舞台出演までの日々のドキュメント。
英題ほど苦悩してはいないが女優ともなると大変なのねと。
どこかビノシュ本人と被る風でもあり適役。
若いアメリカ女優(かつて自分が演じた役)との
二人芝居のようなのでマネージャーを相手に見立てての
稽古に相当の時間を割いてる。
芝居での二人でのいがみ合いが稽古を積む内に私生活に影響を。
フィクションのはずが口に出すと潜在的意識を
引き出してしまうのが興味深い。
フランス人のアメリカ人(ハリウッド)卑下はチラチラ。
エンドは「私、女優よ」的でかっこいい。